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グレード5級 即興Aの例 – 初心者でもわかる解説

Mini Lesson

今回は、グレード5級の即興Aの例を紹介します。

即興の練習でつまずいている人や、これから始めようと思っている人にぴったりな内容です。

 

例題はみんなが知っている曲「ロンドン橋」

テーマと3パターンの変奏音源があるので、参考にしてみてください。

 

まずは知っている曲で練習してみよう!

 

ロンドン橋

テーマ

演奏例

16小節のロンドン橋。これを元に、次は即興で変奏してみましょう。(3段目は勝手に作りました)

テーマに合った伴奏形で弾くこと。この例で弾いた両手奏はあまり良くありません。なぜなら2拍子に聴こえてしまうから。拍子感も大きなポイントになるので、気をつけてください。

 

即興Aの例

アイディア

  • 2拍子にして全体に軽さを出す
  • 舞曲風
  • 16分音符や重音で弾く、 など

何を弾いていいのかわからない人は参考にしてね。続きを即興で弾いてみよう!

 

アイディア

  • 8分の6拍子で雰囲気を変える
  • 全体レガート
試験では2パターンの変奏をするので、二つ目はガラッと雰囲気を変えるようにしましょう

左手伴奏のアイディア

 

メロディだけでなく、伴奏形にも気を配らなくてはね

続きを弾いてみてね〜

 

③おまけ(応用編)

何やら少し重々しい雰囲気・・・この例は4級程度

アイディア

  • 長調から短調に
  • 音域を広くとる

生徒さんをみていると、ずっと同じ音域で弾いたため、1、2とも全く変化がなかったりします

ポイントは拍子、音域、リズムの変化だね!

 

伴奏形も忘れずに〜

最も大切なのは、なんでもかんでも変奏して弾けば良いと言うことはありません。

長調から短調にするならば、それ相応の音の響き、テンポ、和声で弾いてください。

これは音楽家にとってとても大切なこと。

即興力はもちろんですが、どう表現したいのかが大事です。

 

「即興練習本から引用」

モーツァルトやベートーベンでさえ、音楽理論を勉強していることは彼らの伝記などによって明らかである。

これから即興演奏を始める人はこれまで練習してきた楽曲の分析をしてみると良いです。特に、低音の動き、和声、効果的な装飾音の使い方、など色々なことを発見できると思います。

 

ヤマハピアノグレード5級 即興Aでは、

テーマ→変奏1→変奏2という流れで弾きます。

弾き直しNG。なんとか踏ん張って弾き続けてください

 

難しかった?簡単な曲で練習するのがおすすめ

大曲でなく小曲でいいんだよ

 

以上、ミニレッスンでした。次回もお楽しみに! 質問、感想、メッセージはこちらです。

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こちらはオリジナル曲。聴いてみてね〜

 

 

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