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バズる動画にかくれたヒント

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バズる動画にかくれたヒント

今日は音楽家は、SNSの何をみているのか?というお話です。

SNSは得意ではないけれど、流行や動画の傾向を知るために、自分のはそっちのけで、TikTokやInstagramをよく見ています。

 

ちょっと覗いたつもりが、何時間も経っていたというような時間どろぼう。しかし見方を変えるとヒントがたくさんあると思うんです。

本題に入る前にお知らせ!

いままでの作品やSNSのリンクを、ひとつのページにまとめました。
スマホからも見やすく整理してあるので、ぜひこちらからご覧ください。

Erika Asai_Honobono Creative Co. lit.link
pianist/composer、バンドやサポート、ピアノ講師など経て、現在は音楽制作がメイン、SNS、画像、音楽、動画、個性とスタイルを1リンクに

SNSの見方

SNSはヒントがたくさん、観るものと観ないものを分ける

「SNSなんてくだらない」と思う人も多いと思います。
でも、私にとっては動画クリエイターがどんな場面で、どんな音楽を必要としているのかを知るため。

思わず保存してしまう音楽や、参考になる動画の構成もたくさんあって、観察しているだけで学ぶことが多いのです。

とは言っても・・

観てはいけない

  • 見始めると止まらない時間どろぼう動画
  • 見せびらかし文化
  • 過激な挑戦
  • 叩き、叩かれ、荒れたコメント欄
  • AIを使ったフェイク動画など
  • 広告

 

こういう視点で見てみる

一見くだらないと思われる動画でも、「どの層に向けて」「何を売りにしているのか」を観察すると、音楽づくりの大きなヒントになります。
私にとっては、ちょっと大げさだけど教材のようなもの。

背景音楽を作るとき、主役はあくまで動画。
だから音楽は雰囲気が大事。明るいのか暗いのか、ゆったりか、少し大人っぽいのか。
自分の好みや私ならこう伝えるのに・・という気持ちは一旦置いて、動画やショートムービーの構成を思い出します。

TikTokやInstagramに流れてくる動物のお昼寝や、子どもが無邪気にはしゃぐシーン。

素敵な景色、美味しそうな食べ物。色々な場面を想像しながら音楽を作ることが多いので、映像と音楽をセットで見ます。

しかし、背景音楽ばかりを作らないようにしています。やっぱり音楽を聴いて、心を動かされるものが作りたいから。

SNSはくだらない?音楽家はこう見ている

少し前のInstagramはキラキラした生活を見せる場所でした。


フェラーリに乗ったり、高級ブランドを身につけたり、実際は3万円のアパート暮らしでも、とにかくかっこいい自分を見せたい。

TikTokでも、ふつうの子が徐々に濃いメイクで変身していく動画が流行りました。

最近は逆に、メイクを落として素顔を見せる。多少ブサイクでも共感を呼ぶものです。

みている人は何が良くてみているのかな?と、いつも考えます。

自分は不細工でもこのメイクをすればきれいになれるかも、と希望を持つ思いかな。実際に動画をみて試す人もいれば、見ているだけで満足するのもありです。

筋トレや、体操系も、見ているだけで面白いのか、役に立つのか、変化を見てもらって希望をもつことに、フォーカスしているのかを、研究するのもいいですね。

また動画クリエイター側もTikTokショップで販売できる、ビジネスチャンスもあるかもしれません。

実際、私の周りにもSNSはやらないという人がいました。特にTikTok。

民度が低いから見る価値がないと。(確かに言いたいことはわかるんだけど)

特に若い子は、誰よりも自分が最高。
音楽をやるにはそのくらいの自惚れが必要なのかもしれませんが。

私はそれはもったいないなと思います。

確かにSNSは雑多で荒れた部分もあるけれど、その中に新しい表現や工夫、紹介の仕方、自分の見せ方など、良い素材のものだってあるから。

良い素材っていうと、ちょっと違って、大した良いものじゃなくても、広告の仕方が絶妙だったり、共感を得ることができたり、なんでこんなのがいいんだろう?というものがバズっていたり。

もはや、才能、努力、美人か、イケメンかなんて、もしかしたら関係がないかも、と思うシーンだってあります。

私は仕掛け見つけるために見ます。視点を変えるのもいいですね

 

撮影の裏側を見せてくれるクリエイターも多いです。よくみてみると、うん十万円するカメラや照明を使っていたり、光の使い方にこだわっていたりするので、適当にやってないんだな、と感心するばかり。

 

参考にしているクリエイター

最近観ているお気に入りの動画です。

アトム(北海道出身、おじさんの真似をするコメディアン)

まっつ(運動神経抜群のコメディアン)

アトムはYoutube登録者2万人くらいの時からずっと観ていて、最近さらに増えてパワーアップしました。

その辺にいるよくいるおっちゃんの真似が最高です。一見、適当にやっているように見えるけれど、実はそう見せているだけで演出はとても工夫されています。ランニングシャツを裏返しに着ていたり、小物の使い方も面白い。

まっつは、喋るとそうでもないんだけど、(すみません、これからの人かな)体の動きで笑わせようとするセンス。おそらくチャップリンがヒントになっていると思います。


若者の爽やかさやユーモアのセンスが大好きです。

くだらない?いえいえ、

そこから何を拾うかは自分次第。

よくみてみてると、リテラシーが高かったり、飾っていない素直なコメント多い。なのでこちらも参考になります。

 

時々、まっつは1920年代の古いラグタイム曲をBGMとして差し込んでいるのですが、それをヒントに音楽を作ってみました。いまさらまともなラグタイムを作っても意味がないと思い、ずっこけ、ユーモア、に寄せて、少し頼りないようなイメージに仕上げてみたのでよかったら聞いてみてください。

https://linkco.re/1B5t2vD3

 

アトム

TikTok - Make Your Day

まっつ

TikTok - Make Your Day

 

SNSは音楽家にとってヒントがたくさん!

みんな、一般人を巻き込むのがとてもうまい。自分だけが上手くなろうとしていたり、うまいところを見せたがったりしてたら、ダメなんだなということを実感しました。

ということで、音楽家のSNSの見方のお話でした。

私もこの仕事をしていなければ、使っていなかったと思います。あんまり自分のことを知らせたくないというのと、単に面倒だから。他人にお知らせする出来事なんて、そう多くはないですから。

 

English Version/Hidden Clues in Viral Videos – Music Inspiration from TikTok Trends

1. SNS as a Music Textbook

TikTok and Instagram are full of viral videos that show how background music (BGM) changes the mood of a scene. For musicians, this is a free and endless textbook.

👉 All my music & SNS links

2. Trends Give Inspiration

From “perfect lifestyle” reels to today’s “real face” videos, each trend teaches how editing and music connect with viewers.

3. Creative Influence

Comedians and musicians inspire me to compose playful, ragtime-style BGM for videos.
Listen here

Even silly TikTok videos can spark new music ideas. For me, SNS is always a source of inspiration.

あな

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