さて年が明けましたが粛々と変わらず練習していきましょう。
だんだん世の中お正月感がなくなっていくような気がしますが、、
それは良いとして、またたくさんの素材を投稿していくので参考にしていただければと思います。
いいテキストを購入しようが、動画を見ようが、練習して自分で納得しなければ意味がありません。
これが案外簡単なようでむずかしいですよね。
即興A、2拍子を選んだ時に注意すること
今回はやってしまいがちな失敗例と、それを回避する方法を紹介します。
課題(ピアノ即興演奏法より引用、p50、19番)
2拍子は小節の移動が早いので、コード進行をよく練習しておくことが必須です。気づいたら同じ和音をずっと弾いていたというありがちな失敗例を紹介します。
全く同じモチーフを2回繰り返すとこうなります。
これでも悪くはないですが、続きをどのように弾きますか?ご自身でトライしてみてください。もちろんうまくいくといいのですが、続きもやっぱりダラダラと同じような進行で弾いてしまう人は、早めに切り替えて4の和音で明るくするのもいいですよ。
同じようなコード進行を回避する
コロコロと変わる和音と2拍子の軽い感じがピッタリ。
モチーフの続きはFのコードで明るくします。
Bの部分
次は構成Bの部分。
盛り上がった雰囲気にしなければならないので、明るい和音の Fから始めます。
BのあとはAの戻って終わりです。
これは一例なので、コード進行、小節数やスタイルは自由に決めて即興演奏を楽しんでください。
私自身もこの本で勉強しました。生徒さんにも紹介している一冊です。演奏例や問題が多く、わかりやすく解説してるのでおすすめです。
どうすればできるようになる?
「たくさん練習すること」とわかっていながら何度もこのような質問をもらいました。
深い意味としては、どうやって練習すればいいの?
ということでしょうか。
練習してるけど、上手くならない。
同じような和音やメロディーしか思いつかない。
必ずどこかで演奏が止まってしまう。
これらが一番多い気がします。
それで結局は自分は即興の才能がない、という自己診断が多いです。
即興の才能があるのか?というよりは、ふだんから楽曲をどう練習しているかが大きく関係すると思います。
特に和音の使い方、伴奏形、コード進行です。
先ほどの即興演奏法のはじめのページにはこう書いてあります。
引用〜【1】鍵盤和声の意味と重要性
鍵盤和声(キーボード・ハーモニー)は、即興演奏に熟達するための基本的な技術である。どんなに優れた和声法に長けていても、鍵盤上でそれが表現できなければ何の役にも立たない。又、即興でなんらかにしろ音想やアイデアを持っていても、鍵盤和声の技術が不十分であれば、それを充分に発揮することができない。逆に、和声法が自分なりに重要な音楽的要求であるが、それをどのように鍵盤において実現するかを熟慮し、表現の大きな力となるものである。極端な例では、次の譜例のように、全く和声法とその分散和音だけで成り立っている曲とみなされる。
しかし、この曲の場合はいささか例外的なものであり、大部分のピアノ曲は、次の譜例のようにメロディーとハーモニー、すなわち右手のメロディーと左手の伴奏部とに分けて考えられるものである。このことは即興においても同様で、鍵盤和声の大部分は、あくまでもメロディーに対する伴奏和音という風に理解していただきたい。
曲を練習するときは、技術的なことはもちろんだけど、もっと左の音の響きに注目してほしい。
低音は曲全体の流れを支える重要な役割を果たします。楽曲をきちんと弾き込み、その構造を理解していれば、特に迷うことなく自然と動くと思います。左手の動きが安定すると、右手のメロディーも自由に歌うように響くと思います。
ということで、やみくもに課題を弾いてもあまり意味がないということになります。
今回の記事や課題を参考に、自由な即興の世界を楽しんでください。
一応試験用の課題でしたがこだわることなく、弾いてみるのも良いことです。
最近作った作品
今年はアルバム2枚作る予定です。
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