かっこいいコードをさらっと即興で弾いてみたいな。
でもクラシックしか弾いたことがないし、練習法がわからない、という人のための内容です。
コード進行を本当に理解するには、ただ暗記するのではなく、弾いて試すことが大切です。
今回は、誰もが聞いたことのあるショパンのノクターンで、楽しみながらコードを自然に身につける方法を紹介します。
(楽譜と音源つき)
ショパンが教えてくれたおしゃれコード進行
「ショパンのノクターンOp.9-2」
原調は変ホ長調。和音や、コード進行の分析が大変かな?と思ったので、ハ長調に移調してから、どんなコード進行が使われているのか調べてみました。
エレガントなコード進行を知りたい!
バロックや古典派で育ってきた人にとって、ショパンはどう弾いて良いの?と悩む人も多いと思います。
さらに、おしゃれコードを自分で考えるなんて。
しっかりと、楽譜に書いてある音は弾けるけど、それ以上は無理、という人にたくさん出会ってきた経験を生かして、練習法をお伝えてしていきます。
ハ長調のノクターンop.9-2でコード進行を体験
クラシックを弾いてきた人は、楽譜をそのまま演奏することに慣れているので、コードを進行として捉えるという体験があまりありません。
M7やm7。sus4やdim(減7)の和音など、聞きなれないコードネームですが、実はクラシックの楽譜にはよく出てきます。
今回はショパンの名曲ノクターンをハ長調にしてみたので、コード進行を弾いてみましょう。

コード進行は意外とシンプルですね。
まずはノクターンの冒頭部分。和声を意識して、主要の音を抜き出してみました。

楽譜のダウンロードはこちら(無料)
移調や、和声の勉強にもなります!
バッハ風 「ノクターン」にしてみたら?
ここからはコード進行に加えて編曲の勉強です。
編曲をしてみたいけどアイディアがなかなか浮かばない人は参考にしてみてください。
ピアノを弾く人なら絶対に習う王道の曲、バッハの平均律1番。このスタイルで、ノクターンのコード進行を入れてみました。さて、どうかな?

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初心者におすすめ。おしゃれコードをストックしておこう
お気にりのコードは見つかりましたか?楽譜に書いてあるコードは弾けるけど、何かの曲にコードをつけたりするのは苦手。という人におすすめの練習方法です。
ショパンの曲は、メロディがドラマティックなのはもちろん、ハーモニーに意識してしてみると、本当に素敵な和音がたくさんあるんです。
しかも、とてもシンプルで、ベース進行もちゃんと主張しています。
それぞれの声部が混ざり合って、ショパンの甘さや切なさがでてくるんですね。
それでは注目してほしいコード進行を挙げてみました。
C-Fm-C
長調の間に短調の和音が入ることで、少し憂いを表現。
【練習例】 進行だけをなん度も弾くよりも、好きなメロディーをつけて弾くのが楽しい。
(原調では、ⅠーⅤーⅠ。ここは私の考えでC-Fm-Cにしてみました)
A7-Dm
ニ短調のⅤ7ーⅠ
G-E7-Am-F#dim
低音の流れが魅力的。

ハ長調なのに、短調の和音が混ざってますね。切なさの雰囲気が出ているのは、このせいかも知れません。
全部のコード進行が素晴らしいのですが、気に入った和音があったらぜひストックしておいてください。
番外編〜ノクターンのコード進行でカエルの歌をメロディに
ノクターンのコード進行で、メロディーはカエルの歌ならどうなるのか弾いてみました。
早速弾いてみたら、驚くほどピッタリ。

時々遊んでみましょう!
もちろん、ところどころメロディーと和音が合わない部分が出てきます。
そんな時は自分で少しメロディーを変えてみる。
これが実はとても大切な練習になります。
理論の本を読むだけでは「こんなコードがあるんだな」で終わってしまいがちだけど、弾いてみると少しずつ理解が深くなっていきます。
色々な進行を知ることは、アレンジや作曲の勉強にもつながりますね。
弾いてみることが近道
私は子どもの頃から好きな歌をリード譜(メロディーとコードが書かれた譜面)で弾いていたこともあり、自然にコードを覚えることができました。
もちろん、クラシックピアノで基礎力をつけたので、同時進行で色々なことを経験できたのがとてもラッキー。
ぜひリード譜や、コード付きの曲集を使って、自然にコードの流れを体で覚えてください。
理論書を読むだけでは腑に落ちにくいことも、実際に手を動かせば頭と体は自然と覚えていくことでしょう。
とてもむずかしくて手が出ないという人は、今回のサンプルを見るだけでも大丈夫。
きっといつか役に立つと思います。



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